偏平足の基礎知識

足を地面につけた際、足の裏の面がすべて地面につく方がいますが、このような状態の方の足は通常の状態ではなく「偏平足」と呼ばれる状態です。長時間立ち続けることが多かったり、サイズの合わないヒールを着用し続けたりするなど様々な原因で起こります。

足自体に違和感がない場合でも、隠れ偏平足である可能性が高いです。長時間足に負担をかけると疲労が感じやすく、場合によっては痛みも感じるかもしれません。偏平足になると、本来バネの役割を担ってくれる部分が機能せず、ダイレクトに足裏の面に衝撃がくる可能性があるため足のトラブルにつながる可能性が高いです。

偏平足になっているかの確認方法

自分の足の裏を見て定期的にチェックする際には、以下の点を参考にしてください。

• 歩くときにかかとで着地しているか
• 運動後にアーチがなくなっていないか

かかとで着地しているか否かについては、意識しなければチェックが難しいポイントです。健康な足の場合、意識しなくてもかかとから地面について歩行できています。しかし、偏平足や隠れ偏平足の可能性がある方は、足の裏全体で着地する動きになっているかもしれません。

これは足の裏にアーチがなくなり、すべての面が地面につきやすくなっていることから起こります。

運動後にアーチがなくなっている場合も偏平足になっている可能性があります。普段より多めに歩いた日や、激しいスポーツのあとにチェックしてみてください。運動していない状態ではアーチがあっても、運動後には失われていた場合隠れ偏平足の可能性が高いです。

最後に、偏平足の対策方法について解説していきます。

靴の見直しが必要！

偏平足を放置すると、足裏の痛みだけでなく膝や足回り全体に痛みが広がる可能性がありますので、早期発見が必要です。痛みを感じる際は、靴から見直しを行ってください。サイズの合わない靴はないか、履き続けると疲れる靴はないかを確認します。

女性でハイヒールを履く方は、サイズや形をより一層フィットしたものに変えることをおすすめします。また、ヒールだけを履くことはせず、運動用のスニーカーや履きやすい靴を履き、足裏にしっかりとアーチがかかるよう注意しながら歩くことが大切です。

靴下を変える

隠れ偏平足や偏平足の対策として、靴だけでなく靴下の見直しも必要です。靴下の中には、足袋のような形や5本指ソックスと呼ばれる足の指を1本ずつ覆ってくれるタイプの靴下があります。特に5本指ソックスを履くことで、足の指をしっかりと分けて使うことが可能です。いつも通り歩くだけでも、普通の靴下を履いているときより足に負担がなく歩けるでしょう。天然素材の靴下を着用すれば、肌も優しく労わってくれます。

giptoでは、天然素材で製造した5本指ソックスを展開しています。偏平足でお悩みの方は、ぜひ一度商品をご覧ください。